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Robert Wyatt と shipbuilding2012-06-09

もとThe Soft Machine、Matching Moleのドラマーであり、事故で下半身不随になりましたが、ソロとして車椅子で復活し、とても哀愁の浴びた声で政治色の濃いプロテストソングを届けてくれています。一番好きな歌はElvis Costelloのカヴァー「shipbuilding(http://youtu.be/UjUkjpJa6bY)」。この歌はフォークランド紛争に対する批判の歌ですが、昨今の原発再稼働の動きを見てこの歌を思い出しました。ぜひ歌詞を一読してみてください。
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妻に新しい冬のコートと靴
子供には誕生日の自転車
それだけの価値があるだろうか?
町に広がった噂
女や子供がひろめた
もうすぐ、船造りが始まる
息子が言った
「父さん、任務に行って来る。でも、クリスマスまでにはもどってくるよ。」
町に広がった噂
誰かが仕事をなくした
この船造りで人が殺されるって言ったせいで
世界中の意志をつぎ込んで
いとしい命を海に投げ出すのか
ぼくたち真珠を探しに飛び込むこともできるのに
町に広がった噂
電報、それとも、絵はがき
数週間のうちに造船所が再開され
そして、一番近い親族には通知が届く
僕らに出来るのはこれだけ
ぼくらは船造りにいく
世界中の意志をつぎ込んで
いとしい命を海に投げ出すのか
ぼくたち真珠を探しに飛び込むこともできるのに
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いかがでしょうか?また、彼の歌うPeter GabrielのカヴァーBIKO(http://youtu.be/1VEJXBIELRo)という歌のフレーズを。
And the eyes of the world they're watching now
they're watching now
watching now

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