GALLERY MIYAGAWA BLOG



ONSA 20122012-06-08

おんさ展に出展いたします。憧れのギャラリーitohenにて。おんさ展のHPに載せて頂いた絵について。2011年にギャラリーみやがわで、[THINK 3・11」という公募展を行いました。震災後、私自身がアーティスト、特に若い学生さんが事態をどう受け止めているか、制作にどのように影響しているかが知りたくて企画しました。テーマが重いのですが応募して頂いたみんなで、なんとか形にできました。震災後、私は色々な悲しさを感じました。同じ日本に住んでいるのに、京都に住む私は、東日本の震災を遠くの出来ごとのように、テレビで見ることしかできませんでした。今は、自分の感じていることを形にして伝えたいと思っています。輪ゴムがパチンともとに戻るように、日本は震災前の生活に戻ろうとしています。放射能が日本中にばらまかれてしまったのに。イヤ、原発は以前から日本中にあったことに私は気付いたのに。写真の絵は、今回出展するものではありませんが、私の未熟さゆえに、言葉での補足を少し。二枚の絵は日本に住む二人の女の子。日本は震災後、西と東に分かれてしまったようですが、本当は同じ。私の大切な子供と、どこかのおうちの子供、どちらも大切で尊い命。