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NO Nukes2012-06-29

新聞の投稿欄やtwitterを見ていると以外と若い層が原発に肯定的、デモに否定的なのが気になりました。その大きな理由は計画停電への恐怖と反対している人も電気を享受してきたことに対する懐疑の念とデモしても何も変わらないだろうということです。誰も彼らに原発について教えていないので、彼らが肯定的なのは当たり前。確かに私達だって福島での事故が起こるまで無関心でした。チェルノブイリでの事故で広瀬隆さんの本を読んで危険性は分かっていましたが、それも遠い国の出来ごとで我が国では起こらないだろうという安心感で忘れ去っていました。しかしながら、事故は起こってしまたのです。今一度、若い人々は見えない放射能の恐怖とは何なのか。本当に電力は足らないのか。なぜ電力会社は電力不足をプロパガンダしてまで再稼働にこだわるのか。なぜとてつもなく大きなお金が動いているのか。原発事故においてどのような悲しみがあるのか。所詮人間が造って考えたものに100%安全、完璧なことなんてありえるのか。それでもなぜ政府は原発を必要としているのかを自分で勉強していかなければいけないでしょう。とても構造は複雑で難しいのですが。でも立ち上がればきっと変わる。けっして無駄ではない。世界も見ています。by k

特に難しい放射能についてはshing02の「僕と核」(http://www.e22.com/atom2/)が比較的分かりやすいです。